「夜桜」に浸る

matsubon3062008-02-07

今日は休暇を取っておりました。別に風邪をひいた訳でもなく用事があった訳でもないのですが、今期も部署内で最も有給休暇消化率が悪い人になりそうなので、多少なりとも消化するために仕方なく休暇を取得したという訳です。
とは言いつつも、普段の休日はなかなか自分の愉しみのために使えませんので、こういう休日は貴重です。無駄にしないよう朝から一人で出かけました。行き先は六本木の国立新美術館。先日から開催されている横山大観展を観てきました。大観の絵が特別好きだということでもないのですが、「夜桜」だけは是非ナマで観てみたいと思っておりました。10時半に入場したのですが、平日というのに結構な人出で驚きました。全然ノンビリ鑑賞できません。さすがは巨匠の展覧会です。
肝心の「夜桜」ですが、もう何と言うか圧倒されてしまって言葉にならない感じです。素晴らしかったです。遠くから眺めたり近くで凝視したりで、なかなか絵の前を離れられなかったです。これだけでも1400円を払った価値があったというものです。
ただ、オバちゃんたちがウルサイのには閉口しましたねぇ・・・。平日ということもあって年配の女性が多かったのですが、何で彼女達はいちいち感想を声に出すのでしょうか。それと、同行者にいちいち薀蓄をタレているジジイも迷惑。学生らしき若者も多かったですが、彼らの方がよっぽどマナーが良かったです。まったく最近のオトナはなってないですなぁ。