自動車クラブの小僧ども

この205ターボの絵は、ウチの息子の親友ミズキ君の作品です。小学校三年生で205を描くというのもシブいですが、クルマの特徴をよくとらえて上手に描けていますよね。ミズキ君は息子が幼稚園に入る前からの友達で、野球も一緒にやっていて、その上クルマが大好きだそうで、クラスが違うのにいつもウチの息子と一緒にいます。
この前、晩飯を食っている時に息子に聞いたところ、ミズキ君と息子も含めた4人で自動車クラブを作っているそうです。勿論、小学校公認のクラブではなく、三年生と四年生のクルマ好きで勝手に活動しているクラブだそうですが(笑)。当然ながら部室など無いので、廊下に座り込んでクルマの図鑑を見たりクルマの絵を描いたりして盛り上がっているそうです。
息子の通っている小学校は学年で4〜5クラスあって小平市では大きい方なのですが、それでもクルマ好きの子供がほとんどおらず、たった4人で盛り上がっているというのが寂しいですよね。「激G」が子供たちに人気があると言っても、我々が経験したスーパーカーブームの熱さには遠く及ばないのが現実で、息子曰く「激Gの話ができる友達が全然いないのでつまんない」のだそうです。私がガキの頃は、「対決!スーパーカークイズ」なんて、クラスの男子のほぼ全員が観ていましたけどねぇ。
将来の日本の自動車産業を背負って立つ小学生達がこんなことで良いんでしょうか。いや、全然良くないですよね。クルマ好きの小学生が一定数いるうちにクルマ好きのオヤジ達が何とかすべきでしょう。とりあえず、今度ミズキ君をキャバ2号に乗せてあげようと考えておりますが、さてどんな反応をするのでしょうかね。