成人の日に思うこと

今日は何の祝日かと思ったら、成人の日なんですね。どうも1月15日というイメージがあって、今でもピンとこないのですが。
今年は、全国で139万人が新成人となるそうです。こういう厳しい時代に成人となる若者達は、我々が成人になった時と比べると、色々と物事を考えていてしっかりしているように思います。私が二十歳になった頃というのは日本がイケイケのバブルに突入する直前で、皆が日々能天気に過ごしていたような気がします。(あ、考えてみると新たに成人になる若者達というのは、我々が浮かれていたそのバブル突入期に産まれてきたことになりますね。)
私自身は、成人式というものには出席しませんでした。何か用事があって出られなかった訳ではなく、敢えて出ませんでした。年齢的にオトナになったというだけで、まだ学生で親のスネを齧っている状態でしたから、とてもエラそうに成人式に出席できるような身分ではありませんでしたし、そもそもオトナになったという自覚が無かったので成人式には興味もなかったというのが正直なところです。要は何も考えていないただのクソガキだった訳ですが、考えてみれば幸せな時代だったのかもしれません。
今は日本がこういう状態ですから、新成人達が将来に対して明るい展望を持つことは難しいかもしれません。若いというだけで色々理不尽な目にも合うでしょうし、贅沢な暮らしもできないし、グッと堪えなければならない場面もたくさんあるでしょう。それでも凹まず、弱音を吐かず、きちっと目線を上げてオトナになっていってもらいたいものですね。我々も負けないように踏ん張らないと!