江戸東京博物館でお勉強

今日は息子の少年野球の練習がお休みだったので、江戸東京博物館に息子と二人で行ってきました。長らく東京に住んでいながら、行くのは実は初めてです。思っていた以上に立派な建物と中身にちょっとビックリしながら、600円のチケットを買って館内へ。

いきなりドーンと大名屋敷の模型があったりします。ものすごく精巧にできていて、見ていて飽きないです。こんなのがたくさん置いてあるので模型好きにはたまりません。江戸の街並みなんかも模型で再現してあり、人形の芸が細かくてこれまた泣かせます。いやホントすごいですよ、これ。よくまぁこんなものを作ったな、と感心しまくりでした。

舶来の自転車も展示してあり、実際にまたがってみたりできます。私も試してみたのですが、足なんか全然地面に届かないです。乗ったり降りたりする時はどうしていたんでしょうか。デカイ前輪に直接ペダルが付いているしタイヤは鉄製だし、さぞや重たかったことかと。解説文によると、当時は女学生が颯爽と自転車に乗って街を流す姿が見られたそうですが・・・ホンマかいな。こんなチャリ乗りこなせないと思うんだけど・・・。

一円タクシーに使われていたものと同型のフォードが置いてありました。解説文を見て初めて知ったのですが、フォードとシボレーは大正末期以降に日本工場を設置し、日本市場向けに右ハンドル車を生産していたんだそうです。フォードだけで年間一万台も供給していたそうで、なんか今のフォードの凋落ぶりからすると信じられない感じですね。
太平洋戦争時の東京の大空襲に関する展示などもあり、息子も神妙に見ておりました。見物客がたくさんいる中で、「どうして日本は戦争をしたの?」と質問されて非常に焦りましたが・・・。一言二言で答えられるような理由じゃないですからねぇ。大汗かきました。
息子が興味を持たない展示物はさっさと流して見学したのですが、それでもたっぷり2時間以上かかりました。じっくり見たら半日コースですね。ミュージアムショップやレストランもそれなりに充実していますし、思い付きで出かけた割には結構楽しめました。息子の勉強になったかどうかは微妙なところですけど・・・。