人口密度世界一の街

朝、仕事前にYahoo!でニュースをチェックしていたところ、マカオの人口密度が世界一になったという記事を読んで目が覚めました。え、あのマカオが！？という感じです。それまではモナコが世界一だったそうです（これもなんか意外な感じですが）。マカオは1平方キロメートル当たりの人口が19,078人なんだそうで、世界４位の香港が6,392人ですから、あの人だらけの香港の３倍の密度な訳で・・・どうにも想像ができません。
私が香港で仕事をしていたのはもうひと昔も前の事になってしまいましたが、その頃のマカオはまだポルトガルの領地で、没落した植民地の枯れた空気がとても良い感じでした。中国や香港からギャンブルをしにくる人達（私もその一人でしたが。ちなみに一回も儲かった事はありませんでした・・・）は沢山いましたが、それでも香港の人ごみと比べれば全然スカスカで、街には緩い空気が流れていたものです。
それが今や怒涛の開発ラッシュで、テレビで時折見るマカオの街並は、もう私が知っているマカオとは全く違っております。当時の人口密度がどれくらいだったのかはデータが無いのでわかりませんが、ここ最近の発展でかなり増えているのでしょうね。
こんなに発展するんだったら、当時まだ安かったマンションの一室くらい買っておけば良かったなぁ、と。しかし、その頃にはまさかここまでマカオがスゴイことになるとは、これっぽっちも思っていなかったので、つくづく自分の先見の明の無さに情けなくなります。金儲けが上手い人は、こういう時にキッチリ投資して仕込んでいたんでしょうねぇ。