捕鯨についてちょっと考えてみた

ちょっと前のことになりますが、Twitterの私のタイムライン上で、捕鯨に関する議論が盛り上がっておりました。私自身は、捕鯨については「オーストラリアやらアメリカやらが日本の捕鯨を非難しているけど、余計なお世話だ。日本の食文化に口出しするな!」というくらいのやや感情的で単純な感想しか持っていなかったのですが、タイムラインで交わされる議論やらそこにリンクされている色々なページを見ているうちに、色々と考えさせられることになりました。
捕鯨に関しては様々なデータや意見をネットで拾うことができますので、ここであまり詳しく述べることはしませんが、結局は日本国内の捕鯨推進派もシーシェパードのような反捕鯨団体も、”捕鯨”をネタにお金をもらっている点では、まったく同じ穴のムジナだということがわかってきました。
例えば、このコラムを読むだけでも、自分がいかに捕鯨について無知だったかがわかります。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2417
しかも・・・貴重品だとばかり思っていた鯨肉の在庫は、何とダブついているのだとか。だったら近所のスーパーに鯨肉が並んでもおかしくないのに、いったいどこに在庫されているんですかね。グリーンピースが鯨肉の横流しを告発したのは(そのやり方には全く賛同できませんが)、鯨肉の流通が健全ではないからに他なりません。
そんな訳で、ネットで色々な情報を漁った結果、私は今のやり方での捕鯨には疑問を感じるようになりました。捕鯨そのものについて反対する気はまったくありませんし、鯨肉を食べる事も止める必要は無いと思っていますが、もっともっと健全な捕鯨と鯨肉流通の仕組みを作るべきではないかと思います。
いったい、誰のための捕鯨なのか?・・・皆さんもちょっと考えてみてください。